川連塗

川連塗

川連塗
川連塗りの光沢を放つ
奥ゆかしい美しさがはんこになりました。
ハレの日の祝い品として用いられてきた川連漆器の技法とはんこの融合。やはりおすすめは、結婚記念やお祝い事である。結婚して姓の変わるお嫁さんにぴったりの華やかさ。また手の油質などを吸収しながら艶感が変化するといわれじわじわと年月とともに表情を変えていく川連塗り。使うたびに表情が変わるはんこはまるで生命を持っているかのようだ。華やかさと生命力を兼ね備えた秋田シリーズ「川連塗りのはんこ」は稀少価値が高く他では販売されていない当店オリジナルの商品です。
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川連漆器とは?

室町時代からなる
川連漆器の歴史と特徴

秋田県の湯沢市の伝統工芸といったら「川連漆器」。今から約800年前、源頼朝の家人、小野寺道矩(稲庭城主の重道の弟)公が家臣に命じて刀の鞘、弓、鎧などの武具に漆を塗らせたのが始まりとされている。始めは装飾などもなく木製の日用雑貨の耐久性を上げ、長持ちさせるために漆を塗っていた。江戸時代後期になると沈金、蒔絵などの飾りが加わり献上品やハレの日の祝い品として用いられていた。脈々と続いてきた川連漆器は昭和51年、国の伝統的工芸品に指定される。国指定の川連漆器は地場で作られた木地に、地場の職人が昔からの材料を使って塗り上げたものである。木地の仕上げはいぶりがっこと同じ燻煙乾燥をし、最終塗装として「花塗り」を行う。この花塗りこそ川連漆器の特徴である。花塗りは塗りっぱなしで塗った後に磨くことがない。そのため、塗りムラが出ないよう刷け目を見せず、漆を均等に塗る高い技術力が必要だ。川連漆器の漆本来の美しい光沢は熟練した職人技なのだ。